Monkeyのダラダラ日記

ダラダラとやってみます

こんにゃくゼリー

2008-10-13 | NEWS
消費者庁ってなんなの?ばかなの?しぬの?
生まれてないけど…。
形は国が決める?こんにゃく ゼリー自民、議員立法へ消費者行政迷走(産経新聞 2008/10/10)
 こんにゃく入りゼリーを食べた子供が窒息死した事件を受けて、自民党内で10日、ゼリーの形状などを規制する新法制定を検討する動きが出てきた。消費者庁設立 のきっかけともなったゼリー被害の防止に焦点を絞った新法だが、窒息による死亡事故が多いモチの規制との兼ね合いなど課題は山積する。新法制定の背景には、政府 が消費者の安全をはかるため国会に提出した「消費者安全法案」でも根本的解決にはならないとされる事情があり、ゼリー規制の議論は政府・与党肝いりの消費者庁構想にも 影を落としそうだ。(酒井充)
まぁ内容読むとゾッとしてしまうのだが、何が酷いって
「子供が見て、食べたら死ぬと分かるようにしないと。それぐらいはできるでしょ!」 こんにゃく入りゼリーの規制を議論した10日の自民党消費者問題調査会(会長・岸田文雄前消費者行政担当相)は、河野太郎氏ら出席議員らが怒声を発するなど、さ ながらゼリー糾弾の場となった。
 実際、10日の調査会でも谷公一衆院議員が「モチは昔から死亡事故が多い」と指摘した。一方、野田聖子消費者行政担当相は10日の会見で「モチはのどに詰まるもの だという常識を多くの人が共有している」と強調したが、「ゼリーだけを規制し、モチやアメを規制しない合理的な根拠は見つかりにくい」(厚労省)というのが実態だ 。
こういう感情論だけではね…。この記事中にもあるが、
  • 製造中止や回収させる法制度はなく、強制力のない指導が限界
  • ゼリーの形状などを規制するには「法の下の平等」という点で
  • こんにゃく入りゼリーはだめで、モチは規制しなくてもいいのか
  • ゼリーだけを規制し、モチやアメを規制しない合理的な根拠は見つかりにくい
コレがすべてでしょ。一商品に対してだけではなくすべての食材に対してのガイドラインを定めて徹底していかないと。「表示が小さい」って回収を求める以上は、具体的に 表示基準を提示してるんだよね?>野田さん。平成19年8月の農水省調査 [PDF]では58商品について調査が行われ、表示徹底などの指摘がなされた。また平成20年5月の内閣府食品安全委員会公表資料[PDF]には、平成19 年9 月、こんにゃく製造業や菓子製造業など関係業界団体では、一口タ イプのこんにゃく入りゼリーが子供や高齢者には不向きであることを表す、統一的な警告マークや注意書きを袋に表示することを決定しました。と有る。今回のマ社への指導 は、これらの商品表示調査を行ったうえで他社と比べ著しい不具合が有った為のものとは思えない。
 厚労省の調査では、平成18年中に食品を原因とする窒息で救命救急センターなどに搬送された事例は、把握できた計803例のうち、モチの168例が最多で、「カップ 入りゼリー」は11例だった。
上記の数値は恐らく厚生労働省「食品による窒息事故に関する 研究結果等について」[PDF]と思われるので表に纏めてみた。調査対象はA.:東京消防庁・各政令市消防局18ヶ所(約700例)、 B:救命救急センター47都道府県204ヶ所(約600例)で、全人口の約22%。両データとも男女構成比は概ね5割。期間はH18.01.01~12.31迄の1ヵ年。下記の 表については、原因食品の食材・献立により分類できたとされる803例を100%としている。また、死亡にいたったケースは443例であり全回答に対して約34%程度であることについては注意されたい。

科 目

A

B

A+B

構成比



もち 77 91 168 20.92%
米飯(※) 61 28 89 11.08%
パン 47 43 90 11.21%
11 11 22 2.74%
穀類その他 15 17 32 3.99%


あめ 22 6 28 3.49%
団子 8 15 23 2.86%
ゼリー 4 4 0.50%
カップ入ゼリー 8 3 11 1.37%
菓子類その他 20 20 40 4.98%
魚介類 37 25 62 7.72%
果実類 33 27 60 7.47%
肉類 32 28 60 7.47%
いも・澱粉類 16 19 35 4.36%
その他 41 38 79 9.84%
 
合 計 432 371 803 100%

表として纏めてみた率直な感想としては、どの食材にも窒息死のリスクがあると言うこと。この統計数値を使うことについては摂食頻度の差が有り適切ではないとの指摘も有 るが、絶対数もひとつの尺度としては有効と考え掲載した。また、中途半端な憶測の数値を加味することは不適切と考えた。

上記の資料を読んでいて興味深かったのは、
窒息事例で最も多かった餅は、温度が高いほどやわらかくなる傾向が見られ、一般の市販の切り餅において顕著であった。高齢者向けに開発された餅の温度の影響は少 なかった。付着エネルギーに対する温度による影響も硬さと同様の傾向を示した。
高齢者向け商品と接する機会がほとんどないため存在すら知らなかったので調べてみた。例えば「コチラ」。このような商品も商品名・企業名が特定できると言う理由から「クレーマー」の矛先が向く可能性があると思うと憂鬱になる。
 政府が今国会に提出した消費者安全法案には首相の権限で商品販売などを最大6カ月禁止できる項目が盛り込まれた。だが、法案審議は民主党の難色でめどは 立っていない。どの商品がどれだけ危険かという判断も容易でなく、ゼリー規制新法も、「なぜゼリーだけかと野党に突っ込まれても答えようがない」(政府関係者) のが現状だ。
記者の主観も入っているんだろうが、どこ向いてんだぜ?

えるしつているか

2008-10-09 | 日記
とんでもない事件だ
西日本新聞 2008年10月6日

 とんでもない事件だ。北九州市と福岡県苅田町にまたがる自動車メーカーの部品工場に爆発物が投げ込まれ、地面に穴が開いた。工場を建設した会社のトラブルとみられるが、問題はそのメーカーの対応。広報担当者は当初「事件については言えません」の一点張りだった。

 ようやく数時間後に「再発防止を望む」とコメントした。後で聞くと、捜査の関係で極端に口をつぐんでしまったという。このメーカーは大手自動車会社の子会社で、被害者側ではある。しかし、工場の起工式が昨年開かれたときも非公開だった。式典風景を公道から写真に撮ろうとすると、建設会社の人や警察官から制止された。

 ただ、企業の社会的責任がこれだけ求められている中、事件が起きれば十分な説明が必要なはずだ。メーカー名はこの欄では名指ししないが(各段落の頭文字がヒントです)、説明責任を考えてほしい。 (根井)

--- ワロタ!ヒント大杉 ---