Monkeyのダラダラ日記

ダラダラとやってみます

さすがに、あきれた

2007-03-29 | NEWS
「朝ズバッ!」が不二家報道で捏造疑惑…TBSは否定

>TBSの人気番組「みのもんたの朝ズバッ!」に28日、捏造疑惑が浮上した。
>同番組は1月、不二家が賞味期限切れのチョコレートを回収して工場で溶かし、
>再出荷していたと報道したが、不二家が「事実と異なる部分がある」として
>説明を求めていることが分かったのだ。
>TBS側は「視聴者が誤解する可能性はあった」としながらも
>「断じて捏造はなかった」と主張している。

   中略

>29日発売の「週刊文春」(4月5日号)によると、みのもんた氏(62)は
>今回の問題について「僕が報道の取材をしているわけじゃないんだからさ。
>『朝ズバッ』の中のニュースの中で捏造ってことは、僕はあり得ないと思いますよ」
>と答えたという。みの氏は不二家報道の翌日の番組冒頭で、不二家について
>「もうはっきり言って、廃業してもらいたい」と言い放っているが、TBSは
>「『廃業を覚悟して不退転で臨んでください』という励ましの発言だったのでは」
>としている。

特定の個人や放送局を批判するわけではない。先ず、「捏造はなかった」と言う主張であるが、一連の取材経過を報道していなかったこと自体捏造と捉えられても仕方が無い。一昨日のエントリーにも書いたことだが、おじさん(みのもんた氏)の感想を放送する時間が有るのならば、事実の全てを放送すべきである。

加えて、みの氏の発言「僕が報道の取材をしているわけじゃないんだからさ」ならば、感情的な発言は控えていただきたいものである。本来伝えるべき”めんどくさい”部分を放棄して、センセーショナルな内容にしてしまうと言う姿勢に問題がある。

「この番組はバラエティー番組であり、報道番組では有りません。内容の一部に事実とは異なる内容が含まれています。」とでもアナウンスしてもらいたいものだ。

最後に、「もうはっきり言って、廃業してもらいたい」=「廃業を覚悟して不退転で臨んでください」などと言う解釈が成り立つのであれば、責任ある発言などは生まれて来ないであろう。

正直、私自身、インターネッツというツールを利用していなければ、このような見解に至ったのかどうかは疑問である。

タミフル報道について

2007-03-27 | NEWS
タミフルの報道について書いてみる。専門分野でもなければ、過去において注目していた時事ではないので、エントリーとして記述するつもりは無かったのだが。備忘録兼用で書いてみる事とした。

今回の件については、マスコミ報道の最も悪い部分の一面が露呈しているのではないかと思うからだ。あくまでも客観的な視点から検証し報道するという基本が欠落している。
タミフル→特効薬→どんどん使え  一転して
タミフル→副作用→一切使うな?

最後の「一切使うな」という論調は今のところ強くは無い。しかし、その論調に拍車を掛けるような、昨日付の厚生労働大臣宛の文書は問題となるのではないだろうか。
【タミフル(リン酸オセルタミフルビル)の承認取り消しと回収を求める要望書】
NPO 法人医薬ビジランスセンター(薬のチェック) 代表 浜六郎 (pdf)


私なりに要約してみると、「使用を控えるのではなく、一切の使用を認めず、備蓄すらもやめてしまえ」と言う内容だ。今のところ、この要望書の内容を利用した報道は目にしていない(有ったならば、ごめんなさい)しかし、この要望書の内容=正として報道する可能性は少なくない。本来、薬品には必ずといって良いほど副作用があり、「リスクとベネフィット」についての充分な検証と論議が必要であろう。そういった意味で、今回の問題に対する政府(厚生労働省)の対応は正しかったと思う。

タミフル=副作用がある=使用禁止、厚生労働省=悪=正義の味方の登場。二元論として性急に決め付ける、と言う報道姿勢に問題があるのではないだろうか。朝のニュースまがいの番組でおじさんの感想を放送する時間があるのなら、政府からの発表を一言一句違わず放送してもらいたいものである。

厚生労働省パブリックコメントのページ

あらかじめ、本文中に不適切な表現があるかもしれません。

水商売

2007-03-20 | NEWS
「ナントカ還元水」
「今、水道水を飲んでいる人はほとんどいない。」
などのトンデモ発言について書いてみます。いろいろな所で批判がなされていますが、私から見た一つの問題点は、疑似科学を利用した悪徳水商売に乗せられていると言う事です。この手の商法は、水道水の危険性を煽り、おいしい水や安全な水の登場となるわけですが。(多くの場合、薬事法違反と思われる宣伝文句が付加されています)

水質基準は、清涼飲料水であるミネラルウォーターよりも水道水の方が、項目・基準値ともに厳しいのです。塩素を取ってしまうような浄水器を利用した場合、雑菌の繁殖と言うリスクを知らない人も少なくありません。(すぐに飲むのなら問題ないです)

本来、水道水の安全性をアピールし怪しい水への警鐘を鳴らすべき立場の人のこの発言。撤回すればよいと言うものではなく、「水道水よりもミネラルウォーターの方が安全」・「それだけ高いのなら効果があるのだろう」という逆効果の誤解を生んでしまうのでは?と言う危機感を感じました。疑似科学云々については、与野党ともに関心の深い部分ではないでしょうから、意外とあっさりと風化してしまうのでしょうね…。

尚、おいしいから飲むと言う嗜好品としてのミネラルウォーターを否定しているわけではありません。

ニュースソースとしては古いのですが、国会議員が疑似科学に踊らされてしまった例

第150回国会 文教・科学委員会 第2号 平成十二年十一月二日(木曜日)

松あきら君
ここに水を研究していらっしゃる江本さんという方が書いた「水は語る」という本がございます。心とか命とか、そういうものを理解するためにこの本を少し紹介したいと思います。まず、写真をごらんになっていただきたいと思います。両方からカラーの方もお回しいたしますので。(資料を示す)以下、水からの伝言の説明

国務大臣(大島理森君) 
まず冒頭に、この写真でございますが、拝見してみて、これはボトルに張るだけでこういうふうに変わるというのは……

松あきら君
そうなんです。

国務大臣(大島理森君)
科技庁にも命じてちょっと勉強を……

松あきら君
ぜひ実験してみてください。

国務大臣(大島理森君)
はい。まじめにちょっとやってみたいと思います。ちょっと驚きでございまして、なるほどなと、こう思って見ております。
中略
やっぱり科学的に分析するという側面を持たなきゃいかぬ、それから数字的な客観性も持たなきゃいかぬという一つの考え方を申し上げて、今起こっているいろんな事件とか問題点をそういう観点からもきちっと科学的にも分析しながら対応を考えるという、そういう時代に入ったということは同感でございます。
後略

松あきら君
私も実は次にその科学的なということを御質問しようと思っていたんですけれども、私もこのお水の実験を実際してみたいなと思うんですけれども、例えば授業の中で子供たちに、こういう人がいてこういう実験をしたらこうなったんだってよと、水でもわかるのかしら、このクラスでも一遍やってみようかとか、そういうことも子供たちが心というものを考える、あるいは命というものを考える一つの手助けになるのかななんという気がいたします。
後略

今更ながら

2007-03-07 | 競艇
登録番号4048 坂谷真司選手 (85期)

心より追悼の意を表し、ご冥福をお祈りいたします。

事故関係選手ならびに、佐々木裕美選手には、
今後とも、果敢な走りを見せていただくことを
楽しみにしています。不謹慎な言葉かもしれませんが、
坂谷選手の走りきれなかった分を、皆さんが走ってください。

再度、あなたのレース(走り)は、私の心の中にあります。

霊感番組是正の要望書

2007-03-05 | NEWS
民放連などに霊感番組是正の要望書

>心霊現象や占いを扱うテレビ番組が、霊感商法やカルト宗教による
>被害を産むきっかけとなっているとして、弁護士の団体が、
>民放連やNHKなどに是正するよう求める要望書を提出しました。

「オーラの泉」ゴールデン枠発表後で、納豆ダイエット捏造も記憶に新しい所なので
良いタイミングだなぁと思っていたのですが。

何なんだ、これは!
江原啓之氏が公開悩み相談

日本民間放送連盟
放送基準 第8章 表現上の配慮

(53) 迷信は肯定的に取り扱わない。
(54) 占い、運勢判断およびこれに類するものは、断定したり、無理に信じさせたりするような取り扱いはしない。
(54)の解説(北陸放送 放送番組基準より)
現代人の良識から見て非科学的な迷信や、これに類する人相、手相、骨相、印相、家相、墓相、風水、運命・運勢鑑定、霊感、霊能等を取り上げる場合は、これを肯定的に取り扱わない。ただし、伝説を取り上げるのはさしつかえないが、その場合、誤解のないように注意する。